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子宮頸がんワクチン事件 [ノンフィクション]

子宮頸がんの原因はヒトパピローマウイルス(HPV)によるものが多い。
感染を予防するためにはHPVワクチンが有効である。
2000年代末から10年代初頭にかけて、メディアイベント
その有効性が大々的にPRされ、地方自治体も公費助成した。
しかしワクチン接種した少女たちに意識障害や運動障害などの副反応(副作用)が現れ、
社会問題となった。

この本ではワクチンの被害者だけではなく、ワクチン推進派、反対派の医師
ワクチンを導入した製薬会社にも取材し、
多角的にこの事件を捉えようと試みている。

「副作用はあくまで少数であり、ガン予防の有効性があるのなら推奨するべき」
「重篤な副作用で苦しむ患者がいるのなら、推奨すべきではない」
海外での事例や臨床データなども鑑みて、
それぞれの立場で議論を繰り広げるが、噛み合うことはなく、
また誰が責任を負うわけでもない。
何となく風化してしまいそうなところに日本社会が持つ本質のようなものが
垣間見える事件だといえるだろう。


子宮頸がんワクチン事件

子宮頸がんワクチン事件




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