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「寅さん」こと渥美清の死生観 [ノンフィクション]

著者は新聞社の芸能記者だった頃、晩年の渥美清と出会う。
彼の書いた記事がきっかけで、渥美清と個人的に交流を深めていく。

周囲の人間に自分をさらけ出さなかったと言われる渥美清だが、
著者にはかなり本音で様々なことを語っていたことがわかる。
晩年、ガンに侵されていたこともあり、
著者との死生観に関するやりとりは緊迫感があった。


「寅さん」こと渥美清の死生観

「寅さん」こと渥美清の死生観




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乳がんと生きる ステージ4記者の「現場」 [ノンフィクション]

毎日新聞生活報道部による朝刊「くらしナビ」面の連載をまとめたもの。
第1章ではステージ4の乳がんと診断された記者が
闘病から仕事復帰までの体験を語っている。
生きる力の強さを感じた。
第2章ではがん患者と医師との関係に焦点を当てている。
ネット上には良くも悪くも情報が溢れているので、
何が正しいのか、どうするべきなのかを見極めるのは難しい。
患者と医師で信頼関係を築けるかどうかが重要である。

「がん=死」ではなくなりつつある昨今、
治療後の社会復帰やQOL(生活の質)も大事になってくる。
職場復帰に必要なことや乳がん患者の乳房再建、
美容の問題などについて触れられていた。

様々な角度からがんを捉えており、
よくまとめれている内容だと思った。


乳がんと生きる ステージ4記者の「現場」

乳がんと生きる ステージ4記者の「現場」




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子宮頸がんワクチン事件 [ノンフィクション]

子宮頸がんの原因はヒトパピローマウイルス(HPV)によるものが多い。
感染を予防するためにはHPVワクチンが有効である。
2000年代末から10年代初頭にかけて、メディアイベント
その有効性が大々的にPRされ、地方自治体も公費助成した。
しかしワクチン接種した少女たちに意識障害や運動障害などの副反応(副作用)が現れ、
社会問題となった。

この本ではワクチンの被害者だけではなく、ワクチン推進派、反対派の医師
ワクチンを導入した製薬会社にも取材し、
多角的にこの事件を捉えようと試みている。

「副作用はあくまで少数であり、ガン予防の有効性があるのなら推奨するべき」
「重篤な副作用で苦しむ患者がいるのなら、推奨すべきではない」
海外での事例や臨床データなども鑑みて、
それぞれの立場で議論を繰り広げるが、噛み合うことはなく、
また誰が責任を負うわけでもない。
何となく風化してしまいそうなところに日本社会が持つ本質のようなものが
垣間見える事件だといえるだろう。


子宮頸がんワクチン事件

子宮頸がんワクチン事件




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渥美清の伝言 [ノンフィクション]

『男はつらいよ』シリーズが国民的人気を獲得するとともに
渥美清はメディアの取材を受けなくなった。
しかし遺作となった『男はつらいよ 寅次郎紅の花』へのNHKの密着取材は断らなかった。
その頃、渥美清はガンに侵されており、
自らのことを語るのは最後かもしれないと
思ったのではないかと、彼の没後に関係者は推測する。
渥美清は自らがガンであることを誰にも言わなかったのだ。

痛みや苦しみを我慢して挑んだ撮影と現場で彼を見た人たちの感情、
番組を観た人たちの想いなどが、インタビューの中で
赤裸々に語られている。
没後からそれほど時間が経っていない頃のインタビューなので、
最近、出版されたものよりも生の感情が見えるように思えた。


渥美清の伝言

渥美清の伝言

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: KTC中央出版
  • 発売日: 1999/07
  • メディア: 単行本



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わが子よ―出生前診断、生殖医療、生みの親・育ての親 [ノンフィクション]

2013年4月から翌年6月にかけて
共同通信社が配信した連載企画「わが子よ」の記事を1冊にまとめたもの。
第一部では出生前診断、
第二部では体外受精や卵子提供などの生殖医療
第三部では養子縁組や里親をテーマに構成されている。

各章ともに具体例は多く、丹念に取材がなされている様子が伝わってきた。
価値観が多様化し、倫理観も少しずつ変わっていく現代社会において
家族や生命について深く考えさせられる内容になっている。





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