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不平等をめぐる戦争 グローバル税制は可能か? [新書]

現在、世界では0.14%の富裕層が金融資産の81.3%を持っており、
恐ろしいほどの格差が広がっている。
しかも大企業や著名人はタックス・ヘイブンを利用して
合法的な脱税を行っているのだ。

そんな世界の不平等な現実を解消するために、
この本では地球規模で税制を敷く
グローバル・タックスの導入を提唱している。
国を越えた税制とは実現困難に感じるかもしれない。
しかしグローバル・タックスの一種として
航空券連帯税が導入されている国も出てきている。
またEUの国々で金融取引税が導入される可能性もあり、
夢物語ではなくなっているのだ。





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田中角栄 昭和の光と闇 [新書]

昭和の政治家で知名度、人気ともに突出している田中角栄。
彼の生い立ちから、大臣時代、首相時代、ロッキード事件、晩年までを
時系列でわかりやすく紹介している。

客観的に記述されているので、
田中角栄の生涯を辿る入門書としては最適だと感じた。


田中角栄 昭和の光と闇 (講談社現代新書)

田中角栄 昭和の光と闇 (講談社現代新書)




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大人のADHD: もっとも身近な発達障害 [新書]

小児のADHD(「注意欠如多動性障害」)は
成人になってから改善されるとみなされていた。
しかし成人になってからも何らかの症状が持続して
生活上の問題が生じていることが多い。
特に就労してから問題が顕在化し、
職場不適応になってしまうことも。

この本では様々なADHDの症例が列挙され、
病状や治療、社会生活で生じる問題、他の精神疾患との関係などが
わかりやすく解説されている。


大人のADHD: もっとも身近な発達障害 (ちくま新書)

大人のADHD: もっとも身近な発達障害 (ちくま新書)




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京都ぎらい [新書]

京都の嵯峨で育った著者だが、
京都市内、いわゆる洛中の人たちにとって、
嵯峨は洛外かつ田舎であり、
遠まわしに同じ京都人とは扱われなかったことに衝撃を受ける。
このことが原体験となり、
京都のいやらしさについて延々と語り続けるのだった。

戦後、人権教育が盛んになり、差別はいけないものと教えられた。
しかし、人間の差別したいという感情は無くなるわけがなく、
「軽い罪」として他の地域を低く見て優越感を味わっているのではないかという
著者の着眼点は悪くないと思う。
中央が地方を馬鹿にするのはどこの地域もあるのだろうけど、
京都の場合、長い歴史があるので、その根っこは深いといったところか。

文章は変にひらがなが多く、読みにくかった。
全体的にねちっこく、くどい印象を受けた。


京都ぎらい (朝日新書)

京都ぎらい (朝日新書)




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荒木飛呂彦の漫画術 [新書]

ジョジョの奇妙な冒険』の作者・荒木飛呂彦が
自らの経験をもとに漫画の描き方をわかりやすく語っている。
客観的な分析が鋭いので、今まで読んだ漫画を思い浮かべると
頭の中が整理されるのではないだろうか。

著者の漫画を読んでいると、
映画の影響が強いのだろうなと思うことが多い。
空条承太郎の造形にクリントイーストウッドを参考にしているのは
やや意外だったが。
キャラクターの身上調査書を作成、綿密な現地取材、詳細な時代研究、
等々、丁寧な仕事ぶりと真摯な姿勢が伝わってくる。

著者が言う「漫画の基本四大構造」は
「キャラクター」「ストーリー」「世界観」「テーマ」である。
それらを自らの絵で作り上げる漫画は
彼の言うとおり、まさしく『総合芸術』にもなりうるのだろう。


荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)

荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)




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